子宮筋腫全摘出~術後3日目

7月5日、点滴を刺しているところがそろそろ痛くなってきました。血管が細いせいか弱いからなのか、それとも皆そうなのか?だいたい3日位で痛くなります。ズキズキというか、ツクンツクンって感じ(伝わるかなぁ)そもそもこれ刺した時から場所と角度が痛かった。よく4日ももってると思います。

そして流れも悪い。血管の壁にあたってしまって流れなくなるみたいで、腕の角度を変えてみたりすると流れたりします。

朝の抗生剤(9時前後だったかな)の時に看護師さんに聞いてみました。

「とりあえずこの水(常に流している水分)が10時に終わるから、それで一旦抜いてもいいし、夕方の抗生剤までもたせるようにして、どうしても痛かったら抜くっ

てことでもいいよ」と言ってくれました。

「刺し直すのも大変なのでこのまま頑張ってみます。」

そしたら看護師さんが10時に終わるはずの点滴をものすごーくゆっくりに。詰まらない

ように流し続けて夕方までもたせる!という作戦のようでした。

でも昼過ぎに止まっちゃって、その時の看護師さんが点滴の中間地点の穴に何か刺して通してくれました。詰まりかけてたみたい。よかった。

16時過ぎだったか、抗生剤が来ました!いつもよりすごく早い、ありがとう!

「〇時間空ければ大丈夫なのでやりましょう」今度はめっちゃ早く流してる、ボタボタ落ちてる。血管に冷たいものをすごく感じる。よかった、私の血管4日目だけど頑張ってる。「抗生剤終わったら抜きますね」30分もかからなかった。でナースコール。保護(固定?)していたテープをはがして管を抜く。結構長いの。こんなのを刺してるんだよなぁ、すごいなぁー。

これで点滴終わり。やっと点滴棒と一緒にトイレに行かなくて済む。シャワーも行け

る。お腹の傷はちょっと怖いけど頭洗いたい!明日早めに予約しよう。

夜の担当の看護師さんが挨拶に。手術室に連れて行ってくれた人だ。「あ、点滴とれたんですね。よくあの角度で今日までもちましたね」と笑顔で言われました。やっぱりあれ微妙だったのね。でもほんと終わってよかった(^^♪

 

 

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点滴4日目

子宮筋腫全摘出~術後2日目

7月4日、朝食、5分粥とお味噌汁とおかずが少し。お腹大丈夫かな。以前断食道場で習った、一口口に入れては箸を置いて30回ほど噛んで飲み込む、をやってみた。単にゆっくり食べるためだけだけど。でもすぐにお腹が痛くなってあまり食べられず。

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昼食も同様、食べ始めるとお腹が痛くなる。ガスのせいなのか?お腹がパンパンに張る感じで痛い。とにかく歩くか。。。ただ病棟から出れないし廊下しか歩くところがない。端まで歩いて外の景色を見てをただただやってました。

あ、入院日のとこに書きましたが、私のベッドが手動なんです。ベッドの角度を変えるのに、起き上がって足元のハンドルを回さなくてはいけなくて。体を起こすのが痛いけど(お腹に力を入れると痛い)これもリハビリだと思って動いてました。

ちょうどいい角度にするには寝てみないとわからないので、起き上がって回す⇒寝てみる⇒起き上がって回す‥の繰り返しでした。電動ってありがたかったと今更思う。

何時だったか初めて見る先生が様子を見にいらっしゃいました。この頃にはだいぶ元気だったのでやっと色々聞いてみました。

取った子宮の大きさを聞いたら、先生が手で輪っかを作って「これくらいかな」って。先生そんなアバウトな(ー_ー)!! 「子宮と筋腫あわせてそれぐらいですか?」と聞くと「うん、大きい筋腫のほかに小さめの筋腫がボコボコでっぱってついてて、これくらいかな」ってまた手で。20cm位かなぁ。今度主治医にちゃんと聞こう。

 

子宮筋腫全摘出~手術翌日

7月3日、朝6時半起床。ほとんど寝てないけど。。

朝早く先生が来てくれました。「痛い?」って聞かれたけど、この時は痛みよりも尿管がつらくて「膀胱破裂しそうー」とか「ガスが溜まってる感じでつらい」とそればかり言っていました。「尿管を外したら治まるから。あとは水分を捕ってどんどん歩いて」と早めに尿管を外してもらうことにしました。

看護師さんがまず吸い飲みで水を飲ませてくれました。術後最初に飲むときは看護師さんに見守られながら飲みます。1日ぶりの水。口が気持ち悪かったから嬉しい。

この時に心電図、足のポンプ、指につけてた酸素量を測るもの、等をどんどん外してくれました。身軽になって、さあ歩いてみようー。

当然痛いし、怖かったけど、尿管を外したい一心で頑張って立ちます。立てた。歩いてみる。点滴棒と看護師さんに支えられ、病棟の端までゆっくり往復できました。

歩けたので着替えと体拭き。この日もパジャマを借りました。そして尿管をスポッと抜いてもらいました。やっと自由にトイレに行ける。つらかった~

これで点滴以外の器具はすべて外れました。身軽!

水が飲めるようになったので、もう痛み止めは点滴じゃなく飲み薬です。ロキソニンを10錠くれて、痛くても8時間は空けて飲むようにとのこと。早速1錠飲みました。

相変わらずガスが溜まっていて。どんどん歩くほうがいいと言われたのでトイレばっかり通っていました。ただここの病棟のトイレは古くて、狭いのに内開きなので点滴をつれて入るのにはかなり苦労しました。

夜18時、流動食開始。重湯とコーンスープ、ヨーグルト、ジュース、そしてアイスクリーム!2日前の夕食以降ずっと絶食だったのにいきなりこんなに平気?重湯なんていつぶりだろう?でも久々の食事はとてもおいしかった。(お腹がびっくりしそうだったのでヨーグルトとジュースは残して取っておきました)

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消灯後、お腹が張って苦しかったので、こっそりネットで「ガスの抜き方」を検索して傷に触らない程度にマッサージをしてみました。ちょっと出たかな。少し楽に。

1時ごろまたロキソニンを飲んで寝ました。

 

子宮筋腫全摘出開腹手術~とうとう当日!手術後~

「終わったよ~」夢を見ていたみたいで現実との境がわからず?

突如痛みと震えに襲われ我に返りました。でも「部屋に戻るね」なのか「戻ったよ」なのか記憶がなく、とにかく意識がはっきりしたのは部屋に戻った後でした。

心配していたけど気持ち悪くはない、、でも震えるってか痙攣してる⁉

「寒い?寒くないけど震えちゃうの?」と聞かれたけど、なんでかわからない、体がガクガクする。しばらくの間、痛みよりもこれがつらかったです。

「お姉さんに連絡できる?こちらで連絡しとこうか?」・・お願いします。

お姉ちゃん、ごめん!自分では無理だった!

私は何度か手術をしていますが、病院から決まって言われるのが、

『手術に身内(付き添い)が来なくても大丈夫。ただし何かあったときのために、必ず電話に出られるようにしておいてもらってください』ということです。

なので病院から電話がかかると姉が驚くと思って、できれば自分で連絡したかったのです。でも落ち着くまでかなり時間がかかったので、連絡が遅いほうが心配だっただろうからこの時電話してもらってよかったです。

それから震えはおさまったけど、痛い!傷が痛いのか中が痛いのか、背中も腰も痛い。体の向きを変えてもらって少し楽になった気がする、けど痛い。

痛み止めが点滴で常に流れているみたいだけど、「すごく痛いです-」って訴えると、点滴が落ちる速度を速めてくれました。そうすると効いてきて少し眠れるんだけど、また痛くて起きちゃう、その繰り返し。

私なんで手術することにしたんだっけ?なんで開腹にしちゃったんだ?と後悔ばかりしていました。この時は。

あと辛かったのが尿管です。膀胱がパンパンで我慢できない感じ。前の眼の手術の時は全くそんなことはなく、尿意もないしむしろずっとつけていたいと思ったほど快適だったのに。膀胱の近くの手術のせいか、単に尿管をつける人の腕の違いなのか未だにわかりません。

夜先生が来てくれました。「子宮と筋腫は問題なく取れた、チョコレートのう腫は少し癒着していたけど綺麗に取ったからね。」という話をされました。色々聞きたいことはあったけど、この時は痛すぎてしゃべれず、まずはお礼だけ伝えました。

夜中にあまりに痛いので(この日時間の経過が全くわからないままでした)点滴に強めの痛み止めを入れてくれました。長く効いていた気もするけどやっぱり切れて痛い。耐えられなくてナースコール。でも「この強い薬は5時間は間を空けないとダメなんですよ」と言われ絶望的な気分に。。。じゃあせめて眠剤もらえないか聞いたけど「指示が出てないから」ともらえなかった。

朝まで痛みと尿意に耐えた一晩でした。

 

子宮筋腫全摘出開腹手術~とうとう当日!長い一日~

7月2日、6時起床。あまり眠れなかった。

もう絶飲の時間だけど毎日飲んでるメルカゾールだけ飲みます。

7時からシャワーなので、今日着るパジャマと紙パンツを持ってきてくれました。手術日だけパジャマレンタルにしたんです。術後しばらくシャワーを浴びれないので、こうしてギリギリに入らせてもらえるのは嬉しい!特に髪の毛洗えるのが!

その後手術室に持っていく荷物(バスタオル、T字帯、夜用ナプキン)を確認して弾性ストッキングを履きます。すると先生が来てくれました。「寝れた?緊張してる?」はい。ドキドキです。「大丈夫だよ~!」と言ってくれました。とても気さくないい先生だー!おそらくこの婦人科で一番偉い先生なのに。

9時前、病室で点滴。私は血管が細いらしくほとんどいつも1回では決まらず刺し直されます。採血は一発なんだけど点滴だとダメなんです、なぜか。

今回も案の定、最初左手を見て難しそうだからと右に刺してみたけど失敗。これを抜く時が痛い。。。次は左で。なんとか入ったけど角度が悪いのか、皮膚が盛り上がって少し痛い。これ3日もつのか?心配だけどとりあえず完了。

そして看護師さんと歩いて手術室へ向かいます。途中で帽子(シャワーキャップみたいなの)をかぶって、いざ手術室へ。割とこじんまりとした部屋。

ベッドに上って、名前と手術内容を言います。

「じゃあ上半身脱いでください」一応タオルで隠されてるけど丸見えです。

横になって酸素マスクされるけどコロナのためのマスクをしたまま。「マスクのままなんですね?笑」私、まだ余裕です。

「ぼんやりするガスが出てくるんで、そしたら寝ちゃうからねー、大きく深呼吸して、1回2回、そのまま深呼吸しててねー」あれ?まだ?これからかな?って思ってたとこで意識がなくなりました。

 

 

入院~手術前日②~

この日の検査といえば、お腹のレントゲンを撮っただけでした。

夜、担当の先生が、手術に一緒に入る他の先生と一緒に挨拶に来てくれました。

手術の説明で「MRIを見返してみたら、左の卵巣に小さいチョコレートのう腫があるかもしれない。開いてみてそうだったら一緒に取っちゃうから。あと卵管も、もう卵巣がんの原因(要因?)になるだけだから取るからね。」と言われました。

チョコレートのう腫?聞いたことあるけど何だっけ?唐突に言われ知識がないけど、先生が取ると言うなら取ったほうがいいんだろう~と「お任せします」。左の卵巣だけということで左手の甲にマジックで「〇」を書かれました。

その後ネットで調べてみました。↓

【チョコレートのう腫(嚢胞】子宮内膜症の一つ。子宮内にあるはずの子宮内膜が、卵巣に発生し増殖を繰り返していくもの。卵巣内にある子宮内膜や血液がチョコレートのように見えることが名前の由来。40代を過ぎるとがん化するリスクがある。

・・・見つけてくれてよかった。よく見たらあったというくらい小さいなら問題ないのかもしれないけど、悪いものは少しでも取り除いてもらいたいです。

入院1日目はその後は暇で、友達とLINEしてシャワー浴びて夕ごはん食べて下剤飲んで終了~。翌日の手術は朝9時から。そのため0時以降は絶食絶飲とのこと。

朝一番の手術は緊張が短くて済むから助かります。消灯前に姉と電話して励ましてもらって、手術が無事に終わることを願って寝ました。

 

 

入院~手術前日①~

7月1日、とうとう入院の日がやってきました。

12時、入院手続き前にコロナの抗体検査です。このおかげで通常より2時間早く病院へ。これで陽性だとこの後の予定が変わってくるからドキドキしたけど、30分待たされて、大丈夫、陰性でした。

そのまま入院手続き。荷物が多いので(11日分)友人に車で送ってもらったけど、病棟には患者以外は入れないためここでお別れ。これからしばらく誰とも会えません。

部屋は6人部屋の入り口に近いベッド、9階で眺めが良さそうなのに残念。11日間もここで過ごすのになぁ。看護師さんにいろいろ案内されて、荷物を整理。この病院はあちこち改装(増築?)してるらしく、新棟と旧棟があるけど、この婦人科は旧棟みたい。部屋はきれいだけど、トイレやシャワー室が古い感じでちょっと残念でした。そしてベッドのリモコンがないなぁと思って聞いたら、なんと手動でびっくり!ベッドの高さ、頭を上げる、足を上げる、というそれぞれの3つのハンドルがあって手でぐるぐる回すらしい。え?これ手術した後も自分で回すんだよね?と不安…(実際リハビリと思ってやりました)。

手術の時に使うT字帯を「できれば簡単T字帯で」と言われたので、病院の中にあるコンビニに買いに行きました。あと手術後はしばらく下に降りられないので、水とかゼリーとかを補充。前の手術の時に気持ち悪すぎてゼリーぐらいしか喉を通らなかったから念のために。あとテレビカード。テレビはあまり見る気はないけど冷蔵庫用と、洗濯もテレビカードでできるってことだったのでとりあえず一枚購入。

去年3回も入院したけど、病院が違うといろいろと勝手が違って不安になります。今動けるうちにと身の回りのものを準備していきました。